September 20, 2008
後期高齢者医療制度見直しか
舛添要一厚生労働相は19日夜、東京都内で記者団に対し、「後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に代わる新しい医療制度を創設する」との方針を明らかにした。
対象者を「75歳」という年齢で線引きしないことや、年金からの保険料天引きを強制しないよう設計するのが特徴。
10月15日の保険料天引き拡大や次期衆院選が近づくなか、批判の強い制度を見直すことで国民の支持を取り付ける狙いがあるとみられる。
新医療制度は政府・与党で一年程度かけて議論する。
原則は、
1、年齢のみで対象者を区分しない。
2、年金からの保険料天引きを強制しない。
3、世代間の反目を助長しない仕組みを財源などで工夫する。
お年寄りに反感をかった後期高齢者医療制度を実質、廃止するという内容の発表だったのですが、自民党の衆議院選挙対策であることはいうまでもありません。問題は新内閣がどう扱うか?ですが、もし自民公明党が過半数を制したら、「そんなこと誰が言ったのか?」と答弁する怖れは十分ありますよ。
後期高齢者医療制度は、2008年4月1日、施行されました。これによって、年金から保険料が自動引き落としされ、混乱を招いたのです。実際、まだ説明が行き届いていない状況下で施行されたので、いま一つ仕組みを理解できていないという人はかなり多く、9月の今でも尚、十分な説明は成されていないのが現状です。
では後期高齢者医療制度は、どういった経緯でこの制度が生まれたのでしょうか?
後期高齢者医療制度は、75歳以上の年齢の人を対象とした医療保険制度で、他の健康保険とは独立しています。
(なお、この名称は、施行日の当日に長寿医療制度と変更されました。)
この変更に関しても、あまり良い印象を持っていない人が多いようでした。長寿医療制度ではなく、姨捨保険制度の名称の方が理解を得易かったのでしょう。。
まず、後期高齢者医療制度は75歳以上の人に適用される医療保険制度であることを理解しましょう。
この長寿医療制度(後期高齢者医療制度)は、元々は国の医療制度改革の一環として発案されたものです。高齢者の医療は、これまで老人保健法という法律のもとで行われてきており、その法律は高齢者の医療に対して負担をできるだけ少なくしようというものでした。
その分の負担は国や都道府県、市町村からの負担金や健康保険などで賄ってきたのですが、近年社会が高齢化によって高年齢層の人々が増え、上記の財源だけでは補えなくなってきたのです。最近のお年寄りはなかなか逝きませんからね。その補填を行う為に、後期高齢者医療制度が誕生したのです。
4月1日に後期高齢者医療制度が導入されて以降、年金からの自動引き落としに関する問い合わせが殺到しました。一体何故このような事態になったのかというと、後期高齢者医療制度に関する説明が行き届いておらず、制度自体知らないという人が大勢いたからです。今でも理解されていません。
後期高齢者医療制度の目的は、高齢者の医療費を捻出するためです。現在、日本では65歳以上の人口に占める割合は20%を超えています。
75歳以上でも10%に達しています。すなわち、10人に1人は75歳以上の高齢者であるのです。この状況を受け、若年層や中年層などの現役年代と、高年層の負担能力をある程度フラットにしなければ、将来的な高齢者の医療費が確保できないという結論に達しったのです。
そこで、これまでは国民健康保険の加入者が扶養していた75歳以上の高齢者は保険料を免除していたところを、全員が支払うようにしたのが、後期高齢者医療制度なのです。
この後期高齢者医療制度によって、75歳以上の高齢者とその扶養家族は新たに保険料を支払う必要が生まれました。そして、その分の保険料は年金から天引きされるようになりました。現在も問題になっている年金の引き落とし問題は、これが原因です。消えた年金、消した年金で国民の取り分が少なくなっている上に天引きですから、「取るものは、しっかり取る」という姿勢の現れなんですよ。
高齢者の医療費に関しては、これまで老人保健法による医療制度によって制定されていました。それが、後期高齢者医療制度で定められた事項に従うということになりました。
では、具体的にはどこがどう変わったのか?
第一に、老人保健法による医療制度は、市町村が運営の主体を担ってきました。それに対し、後期高齢者医療制度は、県内の市町村が加入する広域連合がそれを運営することになりました。
独立した形となった訳です。
よって、これまでは国民保険、健康保険組合などの健康保険に加入していることで医療費負担の軽減や保険料の免除が行われてきましたが、後期高齢者医療制度の定める加入条件は国民保険、健康保険組合などの健康保険から脱退し、県の後期高齢者保険に加入する必要が生まれました。
ただ、この手続きに関しては不要で、自動的に脱退から加入、という流れになっています。
つまり、75歳になったから、またはもう既に75歳以上だからということで、健康保険を自分で脱退し、改めて県の後期高齢者保険に加入する、というようなことはしなくて良いのです。
後期高齢者医療制度への移行の最大の変更点は、この独立にあったのです。
こうすることで、保険料を支払わなくてよかった従来の制度から、保険料を支払う必要のある制度へと移行することが可能になった訳です。実際にはあまりピンと来ない人が多いでしょうが、言ってみればいきなり保険会社を別のところに変えさせられたようなものです。
従来の高齢者医療の基準を定めていた老人保健法による医療制度では、対象者は75歳以上の高齢者、若しくは65歳以上で一定の障害を持っている方という定義がなされていました。これに関しては、後期高齢者医療制度でも同じです。
75歳以上、若しくは65歳以上で尚且つ一定以上の障害を抱えている方が対象となります。
ただし、対象となる日が変わります。これまでは、75歳の誕生日の翌月の1日が対象となる日でした。
つまり、5月10日が誕生日の人は6月1日、8月4日が誕生日の人は9月1日、11月10日が誕生日の人は12月1日からが医療費軽減や保険料免除の対象となっていたのです。
しかし、後期高齢者医療制度では、75歳の誕生日の当日からが対象となります。
また、病院に診て貰いに言った際に窓口で見せる物も変更されました。これまでは、その窓口で健康保険証と医療受給者証という二つの証明書を見せていましたよね。それが、今後は後期高齢者の保険証のみという形になりました。
よって、これからは窓口でこれまで持っていた健康保険証と医療受給者証ではなく、後期高齢者の保険証を見せなければなりません。これも、後期高齢者医療制度の抱える問題の一つになったのです。
老人保健法による医療制度では、医療機関にかかった際の医療費の自己負担額は、通常一割、現役並みの所得者は三割という基準が設けられていました。
これは、後期高齢者医療制度でも変わりはありません。
医療費負担額の割合は、一割ないし三割で固定です。
それでは、なぜ高齢者の負担が増していると報道されているのか?
その要因は、保険料にあるのです。
老人保健法による医療制度、つまりは従来の制度では、健康保険に加入している人に扶養されている高齢者の方については、保険料は免除となっていました。
しかし、後期高齢者医療制度では、75歳以上、もしくは65歳以上で一定以上の障害を持っている方は、健康保険から強制的に脱退され、県の後期高齢者保険に加入することになります。よって、これまでのような免除は受けられなくなりました。加入者全員が広域連合に対して保険料を支払わなければなりません。
加えて、年間18万円以上の年金需給を受けている方に関しては、この年金から保険料が天引きされます。これが、4月1日以降世間を騒がしている原因です。
この天引きされるということを知らなかった人たちは、年金から誰かが勝手にお金を持ち出した、あるいは自分だけ不当に下られたと思い、様々な機関に問い合わせを行ったというわけです。社会保険庁は信頼されていませんから。
また、中には4月から保険料が必要になるということを知らなかった人もたくさんいましたし、高齢者の医療制度が変わるということも知らない人は大勢いたようでした。
情報化社会が叫ばれて久しいですが、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の普及はうまくいかなったのが現状です。
1、年齢のみで対象者を区分した。
2、年金からの保険料天引きを強制した。
3、世代間の反目を助長した。
政府与党の本音は、75歳以上の年齢の人達に集団自決用の手榴弾を配ることにあったと邪推されても仕方ないのです。
新たな高齢者医療制度―高齢者の医療の確保に関する法律(概説と新旧対照表)
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舛添厚生労働相は19日、自民党総裁選で選出が確実視される麻生太郎幹事長が、新首相に選ばれれば、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に代わる新制度の創設を検討することを明らかにした。
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080920-OYT1T00122.htm?from=navr
>75歳以上の年齢の人達に集団自決用の手榴弾を配
麻生だと配りかねないよw
全文読んでいないw
>全文読んでいない
読めるわけないだろw
千葉県
『年金天引き 生存権奪う』 後期高齢者医療制度 154人が不服審査請求
県内の後期高齢者百五十四人が十七日、七月の保険料に対する不服審査を県後期高齢者医療審査会に申し立てた。集団の不服審査請求により後期高齢者医療制度の問題点を世論に訴え、改善や廃止につなげる狙いだ。
TOKYO Web
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20080918/CK2008091802000120.html
麻生政権では、集団自決を推奨するのだなw
後期高齢者医療制度は今年4月にスタートしたが、制度の周知が遅れたことに加え、保険証が誤配達されるなどのトラブルが相次いだ。
特に年金からの保険料天引きについては、過徴収などのミスも相次ぎ、高齢者らが「老人切り捨て」などと猛反発した。
民主党は国会に同制度の廃止法案を提出し、次期衆院選の争点の一つに掲げている。舛添氏は衆院選への悪影響を考慮し、見直し方針を打ち出したものとみられる。
毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20080920ddm001040031000c.html
見直しを検討したが財源の問題で不可能とコメントする予定なんだよw
後期高齢者医療の代替制度「党利党略」 民主幹事長
民主党の鳩山由紀夫幹事長は20日午前、都内で街頭演説し、舛添要一厚生労働相が後期高齢者医療制度に代わる新制度の検討方針を示したことについて「厚生労働相ではなく麻生太郎候補の一支援者が提案しただけだ。選挙の直前に出すこと自体が党利党略としか見えない」と批判した。
NIKKEI NET(日経ネット)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080920AT3S2000D20092008.html
だってよw
75歳になったら日本から追い出し集団自決を促す制度なんだよw
>年金天引き 生存権奪う
生存権を奪う目的で制定された制度なんだw
民主党の小沢代表は20日、松山市で記者会見し、後期高齢者医療制度を見直すという舛添厚労相の発言について、「批判を受けると口先だけで(見直しを)言うが、自公の政治家は官僚のやっていることに口出しできない」と批判した。また、発言は「政府・与党のまやかしの宣伝」だと指摘し、「大多数の国民がごまかされるとは思わない。国民はきちんとした判断をしてくれる」と語った。
asahi.com
http://www.asahi.com/politics/update/0920/TKY200809200147.html
>「そんなこと誰が言ったのか?」
閣議決定したわけでないしw
新聞社でも三分割するw
>閣議決定したわけでないし
公明党も聞かされていなかったw
舛添要一厚生労働相は20日午前の民放テレビ番組で、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度について、「どんなに論理的で細密に作られていても、国民が支持しないような制度は大胆に見直すべきだ」と述べ、現行制度を廃止し、新制度創設を検討するとの私案を明らかにした。舛添氏は次期首相が確実視される自民党の麻生太郎幹事長の了解は得られていると説明したが、野党からは「実現性のない選挙対策だ」との批判が出ているほか、同制度を推進してきた与党にとっても“寝耳に水”の話で、今後の混乱が予想される。
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/080920/wlf0809201121000-n1.htm
舛添厚生労働相が突然、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の見直しを打ち出したことが、政府・与党に波紋を広げている。事前の根回しがなかったためで、衆院選へのプラス効果を疑問視する声も少なくない。
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080921-OYT1T00010.htm
>「そんなこと誰が言ったのか?」
自民はもう言ってるよwwwwwww
童貞はここでは発言禁止だw
メーテルは下ネタを嫌うよ。
舛添要一厚生労働相が政権末期の中、後期高齢者医療制度の見直しを表明したのは、批判がやまない制度の抜本改革を掲げ、次期衆院選を与党に有利に導く狙いがあるとみられる。ただ、舛添氏が言う「各制度をうまく組み合わせた改正」は難しい。構想を自民党総裁選で優勢な麻生太郎幹事長に持ち込んだことに対しては「政策を私物化した猟官運動」(厚労省幹部)という批判も出ている。
毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080921k0000m010113000c.html
舛添がぶち上げただけw
自民党新総裁選出が確実な麻生太郎幹事長は二十日、首相就任を前提に、七十五歳以上が対象の後期高齢者医療制度を事実上廃止し、新制度創設を検討する意向を固めた。麻生氏は二十二日の総裁就任後、公明党との連立協議で調整し、首相就任後の二十九日に臨時国会の所信表明演説で正式表明する。次期衆院選の自民党のマニフェスト(政権公約)にも盛り込む見通しだ。
野党は後期高齢者医療制度問題に関し、世論の批判を背景に衆院選の争点にする構えをみせており、「争点外し」を図る思惑もありそうだ。ただ、福田康夫首相をはじめ政府・与党は現行制度の必要性を訴えてきただけに、運営している市町村や都道府県単位の広域連合には混乱が生じるのは必至だ。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/118952.html
